ママがうつになりまして。その時パパにできること
パパがとるべき産後うつの予防・対策
産後うつと向き合う上で最も重要なポイントは、産後うつは病気と認識することかもしれません。目に見えないので風邪などの病気より軽く考えてしまいがちですが、状況はより深刻な可能性があります。
2、3週間たっても症状が軽快しない場合は、病院の受診を検討しましょう。
大したことはないと思い込んで様子を見ていると、重症化することや再発を繰り返すことなどがあります。子育てや家族関係に悪影響をもたらすばかりか、ママが自殺を図ることも考えられます。
治療と同じく重要なのがパパのサポートです。基本的には、ありのままのママを受け入れることが良いサポートになります。また、ママにかかっている負担が軽減するように環境整備をすることも重要です。
ポイントは、ママが心から納得して休める環境を作ること。ママが納得していなければ「何もできない自分はいても迷惑をかけるだけ」など自分を責めてしまいます。脳が機能不全を起こしている状態なので、物事を悪くとらえてしまう傾向が強くなるからです。
産後うつは、専門的な治療が必要な病気です。パパができるサポート方法も含めて専門医に相談すると良いでしょう。
まとめ
産後うつは、産後数週間から数カ月後に発症するうつ病です。出産を経験した日本人女性の10%程度が発症するといわれています。
はっきりとした原因は分かっていませんが、発症すると不安感やイライラ感、不眠などに悩まされます。
これらの症状により「子育てに自信を持てない」「子供をかわいく思えない」などと感じ、「母親失格」「生きていても仕方ない」などと自分を責めてしまうことがあるようです。
目に見えないので実感しづらいですが、産後うつは心の病気です。2、3週間たって症状が軽快しない場合は病院の受診を検討しなくてはなりません。
パパが出来ることは、ありのままのママを受け入れて安心できる環境を作ることです。ただし、この時期のママは物事を悪くとらえてしまいがちなので、ママの納得を得ながら進めていく必要があります。
気になる点がある方は、専門医に相談すると良いでしょう。
ICHIpapy
最新記事 by ICHIpapy (全て見る)
- 育児が原因で頭が痛い?マイルドイクメンも注意が必要な『育児頭痛』 - 2019年9月19日
- 「育児・介護休業法」変わったってよ。2017年10月の育児・介護休業法改正のポイントをまとめてみた - 2019年9月19日
- 厚生労働省主催の「イクメンプロジェクト」をキミは知っているか? - 2019年9月18日
この記事へのコメントはありません。