厚生労働省主催の「イクメンプロジェクト」をキミは知っているか?
厚生労働省が主催するイクメンプロジェクトをご存知ですか。リアルイクメンの中には、考えに賛同して積極的に育休などを取得している方がいるみたいですよ。
まだ知らないマイルドイクメンは、内容をチェックしておきましょう。知らないままだとママやママ友からマイナス評価を受けるかもしれません。
このページでは、イクメンプロジェクトの概要を説明するとともに具体的なプロジェクトを紹介しています。育児の参考にしてみてはいかがでしょうか。
厚生労働省主催の「イクメンプロジェクト」とは
イクメンプロジェクトとは、その名の通りイクメンを増やすプロジェクトです。厚生労働省はイクメンを次のように定義しています。
イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。 または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。
イクメンが増えると、社会にどのような影響が現れるのでしょうか。
イクメンプロジェクトが目指すもの
イクメンプロジェクトの背景として押さえておきたいのが、日本人男性の家事・育児をする時間です。
内閣府の調査によると2016年における「6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児関連時間(1日あたり)」は83分です。2011年に比べ16分増えているものの、先進国の中で最低水準にとどまっています[1]。
パパの代わりに、家事や育児を行っているのがママです。よって、イクメンが増えると女性の生き方が変わると考えられます。
具体的には、仕事に復職する女性が増えることや自己実現できる女性が増えることなどが考えられます。また、家事と育児に余裕が生まれるので子供が増えることも予想されます。
イクメンプロジェクトは、イクメンを増やすことで今よりも豊かな社会をつくることを目指しているのです。
イクメンを増やす環境づくり
以前に比べ、家事や育児に積極的に参加したいと考えている男性は増えています。男性の希望を妨げているもののひとつが仕事です。
厚生労働省が発表している「平成29年雇用均等基本調査」によると、平成27年10月1日から平成28年9月30日までに配偶者が出産した男性のうち育児休業を取得したものの割合は5.14%です。[2]
3歳未満の子どもを持つ20歳~40歳代の男性正社員のうち育児休業を利用したかったものの利用できなかった方の割合は30%といわれているので、仕事が男性の育児参加を妨げていることがわかります。
イクメンプロジェクトは、男性の育児休業取得を促進するなど、育児をしやすい環境づくりも目指しています。
ICHIpapy
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