育児が原因で頭が痛い?マイルドイクメンも注意が必要な『育児頭痛』
頭痛とは無縁であったパパが、育児を始めてから頭痛に悩まされることがあるようです。頭が痛いと、何をしても辛いので困りますよね。育児と頭痛には、どのような関係があるのでしょうか。
このページでは、育児が頭痛を引き起こす理由と頭痛の予防法や対処法などを解説しています。マイルドイクメンも無縁とは言えないので、気になる点がある方は確認しておきましょう。
CONTENTS
育児中は頭痛に悩む人が多い
育児が頭痛を引き起こすと聞いてもピンとこないパパが多いかもしれませんが、育児に関わる機会が多いママの中ではよくあるお悩みといわれています。
ママとパパの身体は異なりますが、育児に参加することなどでパパも頭痛に悩まされる可能性はあります。育児に参加するとなぜ頭痛になることがあるのでしょうか。
パパも要注意?育児と頭痛の関係
頭痛は、一次性頭痛と二次性頭痛に分かれます。
一次性頭痛は原因になる病気がない頭痛、二次性頭痛は原因になる病気がある頭痛です。具体的には、片頭痛や緊張型頭痛などを一次性頭痛、くも膜下出血などで現れる頭痛を二次性頭痛といいます。
育児中のパパとかかわりが深いといわれているのが一次性頭痛です。特に、緊張型頭痛を起こしやすいといわれています。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭を締め付けるような痛みが特徴の頭痛。めまいやふらつきなどを伴うこともあります。主な原因は、身体的なストレスと精神的なストレスです。
肉体的なストレスとして挙げられるのが、赤ちゃんを抱っこするためや赤ちゃんにミルクを与えるためにとる不自然な姿勢。
これらにより首や肩の筋肉が緊張すると血流が悪くなるので老廃物が溜まります。排出できない老廃物が神経を刺激して頭痛が引き起こされます。
精神的なストレスとして挙げられるのが、育児や仕事でかかるストレス。
仕事が忙しくて休む暇がない、家に帰ると育児に取り組まなくてはならないのでほっとする瞬間がないなどの状態に陥ると、神経や筋肉が緊張してしまいます。これにより、痛みを上手くコントロールできなくなることでも頭痛は引き起こされます。
育児に関連する頭痛の対処法と予防法
以上の原因などで、パパも育児に関連する頭痛に悩まされることがあります。頭痛はどのように対処すればよいのでしょうか。また、どのように予防すればよいのでしょうか。
薬で対処できるかも
すでに辛い症状が現れているパパは、医療機関で相談しましょう。
ときどき頭痛が現れる程度で首や肩の筋肉を押すと痛む方は、鎮痛剤で痛みを和らげられる可能性があります。頭痛が慢性化している方も、筋弛緩薬などで痛みを和らげられる可能性があります。
ただし、特効薬はないので、お薬だけで解決することは難しいかもしれません。次の対処法などにも取り組みましょう。以下の対処法は予防にも有効です。
ストレッチなどの軽い運動
身体的なストレスが頭痛の原因と考えられる方は、ストレッチや体操など軽い運動に取り組みましょう。全身の血行が良くなるので緊張型頭痛を改善できます。
お風呂で身体を温める
お風呂で身体を温めることも有効です。運動と同じく、血行が良くなるので緊張型頭痛を改善できる可能性があります。
また、お風呂にはストレス解消も期待できます。育児中は忙しいかもしれませんが、たまには時間をとって湯船につかってみてはいかがでしょうか。
マッサージに取り組む
マッサージも、血行を改善するのでオススメです。ママも疲れているはずなので、交代で肩などのマッサージをすると良いでしょう。
趣味の時間を作る
精神的ストレスが頭痛の原因と考えられる方は、趣味の時間を作るとよいかもしれません。仕事や育児を忘れて没頭できる時間をつくれば、精神的ストレスを発散できます。
ICHIpapy
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