育児をしているかは手首が知っている。すぐに出来る腱鞘炎チェック
自分では育児を頑張っているつもりなのに、ママからは認めてもらえないことはありませんか。自分の評価と周囲の評価がずれていると辛くなってしまいますよね。
赤ちゃんを沢山抱っこしている自信がある方は、手の状態をチェックしてみるとよいかもしれませんよ。
赤ちゃんを、長時間、抱っこしていると腱鞘炎になることが多いといわれています。もちろん、身体にとって良いことではありませんが、ある意味ではイクメンの証といえるでしょう。
このページでは、腱鞘炎の概要と腱鞘炎のチェック方法を紹介しています。自分が本物のイクメンか、偽りのマイルドイクメンか、確認してみませんか。
腱鞘に炎症が起こる腱鞘炎
腱鞘炎は、腱鞘と呼ばれる組織に炎症が起こった状態です。腱鞘とは、手・足・指の関節を動かす筋肉の両端についている鞘のような組織。腱というひも状の組織が腱鞘の中を移動することで、指の曲げ伸ばしなどをすることができます。
何かしらの原因で、腱鞘が硬くなる、厚くなるなどすると、腱がスムーズに移動できなくなります。
腱と腱鞘がこすれあって引き起こされる炎症が腱鞘炎です。腱鞘炎には、指がバネで弾かれたように跳ねる「ばね指」、手首の痛みや腫れなどを引き起こす「ドケルバン病」などがあります。
育児と腱鞘炎の関係
腱鞘炎は育児と深い関わりがあるといわれています。出産後の女性を悩ませることが多いからです。
出産後の女性に多い理由ははっきりと分かっていませんが、女性ホルモンの変化が何かしらの影響を与えていると考えているようです。
もちろん、影響を与えるのは女性ホルモンだけではありません。赤ちゃんが生まれたことで、授乳や抱っこなど慣れない育児動作が増えたことも影響していると考えられています。
腱鞘炎の主な原因は関節にかかる過度な負担なので、出産後に生じた環境の変化も腱鞘炎の一因といえるでしょう。
赤ちゃんが生まれたことでパパも腱鞘炎になることがあるようです。赤ちゃんが生まれてもパパのホルモンバランスは大きく変化しないので、パパが腱鞘炎になる原因は関節に過度な負担がかかることと考えられます。
つまり、赤ちゃんを、長時間、抱っこするなどの動作が腱鞘炎の原因と考えられるのです。よって、パパの腱鞘炎はイクメンの証ということができます。イクメンを自称しているパパは、腱鞘炎チェックをしてみてはいかがでしょうか。
ICHIpapy
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