育児をしているかは手首が知っている。すぐに出来る腱鞘炎チェック

育児をしているかは手首が知っている。すぐに出来る腱鞘炎チェック
育児

腱鞘炎のチェック方法

育児で起こりやすいといわれているのが、手首の親指側の痛みや腫れを引き起こす腱鞘炎(ドケルバン病)です。親指を動かすとこの場所が傷むパパは腱鞘炎かもしれません。

次の方法でセルフチェックできます。

1.親指を他の指で隠すようにグーをつくる。
2.親指側を天井に向ける。
3.2の状態で、ゆっくりと手を下に向ける。

3のときに、手首に強い痛みがあれば腱鞘炎が疑われます。

あてはまるパパは「赤ちゃんを抱っこしすぎて腱鞘炎になったかもしれない本物のイクメン」、あてはまらないパパは「イクメンアピールだけは立派なマイルドイクメン」かもしれません(腱鞘炎だけで判断できるものではありませんが(笑))。

腱鞘炎は早めの対処が必要です

腱鞘炎が疑われる方は、早めの対処が必要です。そのうち治るだろうと思って放っておくと重症化、慢性化することがあります

治療のポイントは、患部を安静にすること。酷使した関節を休ませて炎症を鎮めること大切と考えられています。また、初期であれば患部を氷で冷やすことも有効と考えられているようです。以上のほかでは、ステロイド剤の注射なども行われています。

これらの治療で効果が見られず、日常生活に支障がある場合は手術を行うこともあります。

いずれにせよ、医師の診断を受けたのち適切な治療を受けることが重要です。手首や指などに痛みを感じるイクメンは、出来るだけ早く病院で相談しましょう。

まとめ

腱鞘炎は、手・足・指などの動作に関わっている腱鞘が炎症を起こした状態です。

主な原因と考えられているのが、関節の酷使です。赤ちゃんができると、抱っこなど慣れない育児動作が増えるので関節に大きな負担がかかってしまいます。この影響で、パパも腱鞘炎になることがあります。

腱鞘炎はイクメンの証あるいは勲章といえるかもしれません。セルフチェックで、腱鞘炎ではなさそうと分かった自称イクメンは、手首が痛いふりをしておくとマイルドイクメンであることがばれないかもしれません。

しばらくは、手首が痛いといって抱っこを控えてみてはいかがでしょうか。ママの冷ややかな視線には注意してくださいね。

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ICHIpapy

東京の下町に住む一児のパピー。パパパパパピーの編集長として、マイルドに育児に取り組む。

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